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続・わたくしの宝もの 28_さくらさくら
3月も後半に入り、桜の季節が徐々に近づいてきましたね。
数年前まではよくお花見に出かけたものです。浅草の名所といったら隅田公園よね。
思い出すのは、増田屋コーポレーション会長の奥さまと、セキグチ会長の奥さまと3人で連れ立ったときのこと。
隅田川にかかる「桜橋」(素敵な名前でしょう。歩行者専用の橋なのよ)で、
滝廉太郎の「花」を合唱しました。今でも桜を見るとつい口ずさんでしまうほどよ。
合唱のあとに川沿いのお料理屋さんで頂いたお昼ご飯もおいしかったわ。
気のおけない方たちと一緒だから二倍も三倍も良いお味に感じていたのかもしれないわね。
川から見る桜も絶景です。
屋形船に外国のメーカーさんをお連れしたことがあるのだけれど、
船の中から見る桜の素晴らしいこと。
お仲間同士で集まって、
土手でお花見を楽しんでいる風景もわたくしの心を弾ませてくれました。
夜桜を見に行ったこともあります。
暗い中に桜がぽっと浮かび上がって、昼間とはまた違う趣があるの。
ゴザを敷いて皆でちょいと一杯。
今の浅草は外国の方が多いけれど、その頃もたくさんいらしてね。
外国の方も日本のしきたりそのままにお花見を楽しんでいらしたわね。
あれだけの桜の木を植えて下さった方々には心より感謝を申し上げたいと思います。
大変なご苦労だったことでしょう。
お花見という風習はとってもいいもの。後世まで長く続いていってほしいと思います。
《花弁舞う 橋に仲良し 合唱す》

春眠暁を覚えず…。
夜だけでなく昼間もつい、ウトウトと
H29.03.13号より