top of page

続・わたくしの宝もの 32_ピンクの口紅


春本番という感じでそよぐ風が心地よい季節になりました

街ゆく女性を見ると、皆キラキラしていて若さあふれて美しいなあと思います。

格好も素敵でおしゃれな方が増えました。

若い頃、初めてパーマをかけたときに、その出来上がりにひどくびっくりしちゃったことを思い出します。

学生時代の髪型は丸めてお団子にしたり、三つ編みにしてお下げにしたりして、

美容室なんて行かなかったものだから。

お化粧にもあまり関心がありませんでした。

きれいに口紅を塗っている同級生たちもいたけれどわたくしはわたくし。

いつだか三越に行ったときに、化粧品売場で仕上げてもらって気恥ずかしくなりました。

当時は口紅の色も選べるほどなかったのだけれど、ピンクを選んだ気がします。

せっかく買ったものだから、口紅をして帰省したら、塗りすぎていたのか、

父に「みっともない」って言われてしまって。

そうして尚更、お化粧から遠ざかっていった気がします。

お化粧はそんな感じなのだけれど、指輪を付けるのは好きなのよ。

学校卒業のお祝いに母が買ってくれたのが最初で、それがとってもうれしくて、しばらくやみつきになりました。今でも大概、つけているの。

現在のわたくしは顔を洗って、クリームも塗ったり塗らなかったり、その時々。

いろいろやったところで結局のところ、一緒なんだものね。

《右手と左手一つずつ キラリ指輪が光る指》

読書しています

H29.04.17号より


bottom of page