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続・わたくしの宝もの 44_めでたく101歳
ご報告が遅くなりましたが先々月に誕生日を迎え、おかげさまで101歳になりました。まだまだ元気がみなぎっていますよ。
振り返ってみれば101回の誕生日を過ごしてきたのよね。
子どもの頃はお誕生日というと、
外食してオムレツとオレンジジュースでお祝いしてもらいました。
プレゼントという習慣はなくて、ごちそうを食べられるのがお楽しみ行事だったわね。
結婚してからは、誕生日だからといってプレゼントをくれる主人ではなかったけれど、仕事で外地に行くたびに、何かしらお土産を買ってきてくれました。地元の置き物だったり、珍しいお人形だったり。
洋服は寸法が合わないからといって避けていたみたい。
マフラーをもらったこともあったけど、気付いたらなくしてしまっていたの。
何かの拍子に落としてしまったんでしょうね、きっと。
子どもの誕生日はローストチキンでお祝いしたこともありました。
飼っていたニワトリを近所の肉屋さんにお願いして仕立ててもらったのよ。
誕生日ケーキは主人が買ってくる決まりになっていたけれど、
酔っぱらって箱を振りまわして帰ってくるものだから、毎度毎度、
中身がコロコロになっちゃうの。それでもおいしく頂きました。
来年の誕生日は102回目。一歩一歩、歩んでまいります。
《振り向けば 楽しいことも苦しいことも 101年の尊い足跡》

食欲の秋、
何をいただこうかしら
H29.10.02号より